3/1行われた第8回ウォークラリー大会の機材藩撮影部門のまとめです。
撮影部門では、当日7台の業務用(一部放送用)カメラを用意し、ライブスイッチング収録を行いました。さらにスイッチング後の映像(PGM)は藩長が購入したプロジェクターを使いスクリーンに投影し、来場者の方に見ていただきました。
しかし雨が降ってしまい、用意した機材の半分も使用できませんでした。機材藩は雨に弱い団体です。
当日用意した撮影機材は以下の表にある通りです。
SONY | PMW-400(東放学園専門学校所有機材) |
JVC | GY-HM750 |
SONY | HVR-S270J |
SONY | HVR-Z7J(20倍ENGレンズ+デマンド仕様) |
SONY | HVR-Z7J |
Canon | XA25(みゆっき様所有機材) |
Canon | XA20 |
東放学園専門学校様よりPMW-400をお借りし撮影をしました。
当藩でXDCAMのENGを扱うのは初めてで藩士一同感激です。機動性を確保するため、無線映像伝送ユニットを取り付けスイッチャーまで映像を伝送しました。HVR-Z7Jに取り付けた無線映像伝送ユニットが至近距離にも関わらず安定して通信しないトラブルが発生しました。他メーカー製品を混在させて利用したのが原因と推定していますが詳しいことは判明していません。
映像部門と照明部門の調整室は競技場のスタンド下倉庫に仮設しました。ここにはスイッチャーやSDIのリクロッカーなどを設置し、さらに機材が濡れないよう一時的に撤収する際のスペースとなりました。照明部門の担当者がステージ上でどのような動きがされているかを把握するため46インチの液晶モニターを設置し、情報の共有に努めました。
当初の予定では、音響部門もこの場所に設置する予定でしたが、雨のためステージの場所が急遽変更となり、その結果ケーブルが届かないためステージ脇に移動となりました。移動した音響部門の為に、30mの同軸ケーブルを引きスイッチャーのマルチビューをPA卓まで送りました。
スイッチング収録では、ATEM Television Studioを直列に2台接続し録画機としてATOMOS NINJA BLADEを使用しましたが雨で規模が縮小してしまい、予定とは大きく異なってしまいました。当日の系統図は以下になります。(これではATEM2台いらないですね….)
雨から機材を守るため、閉会式では中継は行わずにレインフードがあるPMW-400とGY-HM750の2台で収録のみを行いました。
機材藩アナウンス部では来場者にインタビューを行いました。アナウンス部は2015年4月に正式に活動を開始します!
今回、ご協力いただいたみゆっき様、東放学園専門学校様にこの場をお借りして感謝申し上げます。